Op 7. Piano Sonata No.1
ピアノ・ソナタ第1番
作曲年月:1998.3-7 編成:Pno 演奏時間:16'00"
作曲年月:1998.3-7 編成:Pno 演奏時間:16'00"
第1楽章:Allegro maestoso
第2楽章:Allegretto espressivo e tranquillo
第3楽章:Presto con brio
初演:2001.5ブリュッセル・西澤健一(Pno)
第2楽章:Allegretto espressivo e tranquillo
第3楽章:Presto con brio
初演:2001.5ブリュッセル・西澤健一(Pno)
演奏: 西澤健一(Pno) 2001.5 ブリュッセル
「まず先人の作品を真似なさい」とはラヴェルの言葉である。
そのラヴェルの言葉を読んでいた私の机の上には当のラヴェル本人による
「ソナチネ」の楽譜があった。この作品が作曲された経緯は、たったそれだけであった。
…98年当時、私は様々な理由によって大学を中退していて、
これまた様々な理由でコンクール経歴を重ねることに勤しんでいたのだが、
しかしこの作品はそういった事情とは全く無関係に、暇を見計らって僅かばかりの時間で書き殴られた。
誰の耳にも明らかな通りに「ソナチネ」の音型は再三にわたって利用されているが、
結局ラヴェルと私の趣味は全く違っていたので、「ソナチネ」の精神とは似ても似つかない
随分と暴力的な音楽になってしまった。つまり底辺にあるものは、
若気の至りとしか言えない有り余る情熱と、激しさと、誇大妄想。今になってこの作品を見返してみると
、当時コンクールに送りつけていた所謂現代音楽風の作品と、
違うのは鳴っている和音ばかりで全く中身に相違がない…どころか、
主題を限定したためにより一層それらが強調されていることに、我ながら愕然としてしまう。
(2005/09西澤健一ピアノ作品展プログラム)
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