Op 8. Manner And Substance for 2 Pianos 4 Hands

「マナー・アンド・サブスタンス」楽譜
マナー・アンド・サブスタンス(手法と本質)
作曲年月:1998.4-9 編成:2 Pno 演奏時間:12'00"

第1楽章:♪=92ca
第2楽章:Piano1♪=108 / Piano2♪=72
第3楽章:Con moto e flessibile 
初演:1999.1小平・秦はるひ、村木ひろの(Pno)
備考:ピアノ・デュオ作品による第5回国際作曲コンクールB部門第一位、児玉賞受賞


演奏:第1楽章 加藤真一郎&鷹羽弘晃(Pno) 桐朋学園音楽学部内
第2楽章 西澤健一&佐藤美歌(Pno) 国立音楽大学内
1998年、桐朋学園大学音楽学部にてフランコ・ドナトーニを講師に迎えた第1回日伊現代音楽公開講座に、 実はさりげなく参加していた私だったのだが、そこでは参加者にピアノ、ヴァイオリン、 マリンバもしくはヴィブラフォンのための独奏作品を書くという課題が与えられていた。 このうち私は最も苦手であると判断していたのでピアノ独奏を選んだはずが、 そもそも自分が選んだ素材が2台向きであったために、もう潔く2台用の作品にしたらどうだと言われ、 現在の形になった。第2、第3楽章は後にコンクールのために書き加えられた。 …ところで、このとき私はやはりドナトーニに相当な影響を受けたらしい。 彼の「否定性」を私は、「努めて懐疑主義でありながらも感動する 精神を持ち合わせなければならない」と解釈した。バッハのコラールを写譜し続けた彼の修行時代は、 やはり音楽の本質の一端を背負っていると思われる。そのような意味であれば、 私は今後もドナトーニの影響の下にあると言えるだろう。 タイトルは、チャールズ・アイヴズのファンであれば誰もが知る二つの単語である。(2006/02)


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