Op 17. Trio Concertanto

「ヴァイオリン、マリンバとピアノのための協奏三重奏曲」楽譜
ヴァイオリン、マリンバとピアノのための協奏三重奏曲
作曲年月:2000.5 編成:Vn,Mar,Pno 演奏時間:25'00"

第1楽章:Overture
第2楽章:Concertino 1 (for Piano). attacca:
第3楽章:Rondo
第4楽章:Concertino 2 (for Violin)
第5楽章:Interlude. attacca:
第6楽章:Concertino 3 (for Marimba). attacca:
第7楽章:Conclusion
委嘱:石原信輔(Mar)
初演:2000.7東京・岡田鉄平(Vn)、石原信輔(Mar)、今井正(Pno)


演奏:初演 すみだトリフォニーホール・小ホール
石原氏よりの委嘱が3作品続く。過去から影響を受けるとは一体どういうことなのか。 この時期には答えを見つけつつあった。室内ソナタの形式を応用した7つの楽章からなり、偶数番号 の楽章には、この作品が演奏される公演の意図を反映して、各楽器のための小協奏曲が割り振られ ている。第2〜3楽章、第5〜7楽章は続けて演奏される。 マリンバが静かに主題を提示する第1楽章「序曲」、ヴァイオリンがピチカートで別の主題を提示する 第2楽章はピアノのための小協奏曲で、カデンツァもある。第3楽章「ロンド」は「Stone screen III」の破壊 的引用。第4楽章のスケルツォはヴァイオリンのための小協奏曲。非常に技巧的で、五月蝿い。冒頭が 簡略に再現される第5楽章「間奏曲」はすぐにマリンバのための小協奏曲である第6楽章に移行しクライ マックスを形成する。響きはチェロソナタの終楽章に近いが、しかしロマンティックな精神は既にない。最後 に第4楽章のコーダに由来する要素がピアノによって静かに演奏される第7楽章「終結」によって締めくくられる。(2006/02)


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